ママさん看護師 家庭と仕事の両立

看護師になると得られるもの

看護師って仕事がきつい、汚い、危険といわれているから、長く働くのは無理だろうし、結婚したらゆっくり家庭ですごそう、なんて思っていた私。シングルの時にできるだけ頑張れば、お金も貯まるし、地位もそれなりに築けるし、欲しいものも得られるだろうって、今考えると非常に甘い気持ちを持っていたのです。

 

そんな気持ちでスタートした看護師生活。実際働いてみると、座る暇もなく患者のために仕え続け、残業は当たり前、帰宅後は勉強していつのまにか寝ている日々で、あっという間に1年が過ぎてしまいました。あまりにも辛くて辞めていく同僚もいましたが、「今辞めたらもったいないよ。せめて仕事がもっとできるようになって、あの意地悪な先輩を超えないと!」と友達と励ましあいながらなんとか頑張って5年。

 

中堅になると、仕事にも慣れてきて少し楽に感じるけど、病院内での地位が上がり責任が重くなってくるし、これまたストレスが多いのです。後輩を育ててこそ一人前よねっていう重圧がかけられ、管理者として働いていく道を上司から勧められます。ここで、婚期と重なった人は大概辞めて家庭に入りますが、あいにくの人は居残ることになります。

 

私の場合…
やがて10年が経ち、婚期がやっと来たのでこれでゆっくり自分の時間を過ごそうとするのですが、なかなか踏ん切りがつかなかったのです。「今まで苦労してきたことから、本当に辞めてもいいのか、もっとステップアップするべきなのか」と。すでに得られた地位と富に心を奪われた者は、さらなる欲を求めるのです。

 

母として妻として看護師として

結婚、出産を経て、子育てという大役を担うとそれ以上のことなんてできないと思われがちですが、看護師という職業は下積みが辛い分、意外と楽しく過ごせるもなのです。掃除や洗濯、料理をしつつ、おむつ替えをさっとこなせるし、子供の体調の変化にいちいち一喜一憂しない。「このくらいならまだ様子見てても大丈夫。」なんて余裕すらあります。これは、目の前の状況にあまり影響を受けずに対応できる能力がシングル時代に身につくからかもしれません。

 

そして、女性としての幸せを噛みしめながらも、貪欲な看護師はまた働けるのでは?と思ってしまうのです。辛かったシングル時代を思い出せば、決して戻りたいとは思えないのですが、人間の欲は尽きないもので、子育てママとしての新たなステージを歩みたいと思ってしまうのです。家庭にいれば、なかなか評価されないですが、看護師として社会に出れば評価されるという期待を持っています。また、旦那に頼らない経済力を持ちたいと思う気の強さもあるのです。

 

母として子供を育て、妻として旦那に仕え、看護師として働くのは可能なのでしょうか?
答えは簡単、可能です!

 

 

どうやって子育てしながら働くの?

子育てママにとって、一番の問題は託児。待機児童が多い世の中で、幸い看護師は病院に託児施設が併設されていることが多いので、預けることができます。一緒に出勤、一緒に帰宅できるのはママにとっても子供にとっても好都合。もし、子供が病気になっても病児保育制度が充実していることが多いです。休めないようなシフトでもこれなら対応可能だし、仕事の合間に子供の様子を見に行くこともできます。

 

また、子供が小さいうちは夜勤免除してくれたり、日勤常勤という病院もあります。時短勤務という日勤でも1〜2時間早く勤務を終わらせ帰宅できる制度もあるし、子供が小学校に上がれば時短勤務から通常勤務に変更も可能。働くママにうれしい勤務条件が揃っているし、同じように考えて勤務している子育てママもいるので働きやすいのです。さらに、家族の協力があればなおさらです。

 

とはいえ、こんな充実した条件を満たす病院へ転職するのが一番得策ですが、簡単にできるのだろうか?忙しいのにいつ就活して、内定までたどり着けるのか不安だし、面倒じゃない?と思ってしまうかもしれませんね。
でも、意外と簡単にできちゃうのです。経験者の私がいろいろとお伝えしたいと思います。

 

 

転職したほうがいい?

結婚・出産後も、もともと働いていた病院で働き続けたほうが、ストレスが少ないと思われるかもしれませんが、少し考えてみましょう。今の職場でどのくらい融通が利くのか、そして、長い目で将来を見据えた時、看護師として働けられるのか。

 

家庭を守る立場として母親の役割は大きいです。子供にとって一番かけがえのない存在だし、母としてももはや子供なしの生活は考えられなくなっています。だから、子供が犠牲になるような勤務状況なら、転職を考えたほうがいいのです。子供が幼い時は特に一緒に過ごす時間が大切だから、ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、一緒に寝る環境は最低限整えたい。でも、そうすると自分勝手すぎて働けないのではと恐縮してしまう看護師が多いです。でも、女性の社会進出が言われてから、徐々に企業は柔軟さを増していて、そんなわがままにも対応してくれるようになっているのです。

 

また、転職を考えた時、何からすればいいのかわからないという人のために、看護師の転職について相談に乗ってくれる窓口が職業安定所にあるし、インターネットでも調べることができます。ネット上には、看護師専門の求人サイトもありますので、そこで相談もできますし、求人情報も見ることができます。インターネットなら、時間を気にせず、顔を合わさずに相談できるので非常に気楽です。

 

そして、転職の時期にも気を付けましょう。元の職場になるべく迷惑にならないような時期で、さらに転職先でも周りのスタッフが助けてくれる時期に転職できるのがベスト。それがいつかというと、ズバリ、4月なのです。新卒採用が多い時期なので中途採用の枠が少ないと敬遠されがちですが、それでもほかに比べれば中途採用枠が多い。

 

そして、人事部にとっては採用人数が多ければ多いほど、書類審査で引っかかることが少なくなります。なぜなら、書類が多いとじっくり読んでいる暇がないからなのです。4月が過ぎても5月、6月あたりに新人が辞めていくことも結構あるので中途採用されるケースが多い。この時期まで、粘り強く就活するといいでしょう。

 

それから転職して新たな場所でまた一からスタートするのは、ストレスも多いですが、子育てしながら働ける環境はありがたいのです。看護師は、一般の給与よりも水準が高いので、たとえ仕事が多少大変でも頑張れるのではないでしょうか?そして、子供にも働いている姿を見せることによって社会人としての模範を見せることができます。さらに、家庭の経済が潤うので、教育資金や老後までカバーできてしまいます。金銭的な不安が解消されることは、現実的思考である女性にとってはかなりのメリットとなるでしょう。

 

ママさん看護師として新たなスタートを!

看護師としてのキャリアをもっと積みたいのなら、専門看護師や認定看護師を目指してもよいのですが、大学進学が必要だったり、研修が多いので子育て中は誰かの助けなしでは難しいです。キャリアをあまり重要視しなければ、派遣としてもよし、介護療養型施設でもよし、クリニックでもよし、選択の幅は思う以上に広いのです。これほどママでも好条件で働けるのは、看護師という国家資格があるだからじゃないかと思のです。私も現在ママさん看護師として病院で働いていますが、子供の自慢のママになっているのが本当にうれしく思っています。また励みにもなっています。

 

ちなみに、今現在、特別養護老人ホームに転職して働いていますが、残業なしで日勤常勤なので、子供とゆっくり夜を過ごせますし、土日休みなので家族の時間も十分に過ごせます。仕事内容はそれほどハードなものではないため、年配の看護師でも辞めずに働ける環境ですし、人間関係も良くて働きやすいです。環境は大事だなとつくづく思います。

 

そんな経験から、もし、看護師として復帰を考え中の人がいたら、是非、自分の条件に合う環境を探して、迷わず働くことをお勧めしたいです。

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