子持ち看護師 将来

子持ち看護師の強みとは?

看護をする上で必要なものは何でしょうか。

 

知識や技術も大切ですが、仕える心と人生経験が大事になります。学生時代から看護学生は相手の気持ちに立つことを教えられます。どんなに不器用でも、患者のそばに行って、患者の思いに耳を傾けようとする学生は、良い看護ができると言われます。

 

新人看護師になって、初々しい気持ちで知識や技術を身につけていくのですが、看護師の仕事はとてもハード。次から次へと業務が重なり、常に多重課題をこなしていくことになりますので、新人看護師のような経験が浅い人だと、余裕をもって考えられなくなります。そのうち、患者の立場に立つことよりも自分の業務を優先してしまったり、いうことを聞かない患者に「不穏」とか「大変」といった言葉で一掃するようになります。慣れようと必死になるあまり、患者に向き合って気持ちを考えるという大切なことから離れてしまっていることがあります。

 

人に仕える、相手の気持ちを理解するなどは仕事だからするということでは続けていくことはできないです。日々そのような気持ちで人間関係を築くように心がけていないと難しいでしょう。子持ち看護師は出産経験もあり、痛みを知っていることや、育児を通して相手の気持ちを汲み取ることや、仕えることに長けています。

 

若い独身看護師にはできない経験が子持ち看護師の強みではないでしょうか。また、年を重ねるごとに人生経験が増えていくわけですから、統合的に患者をみることができるようになります。看護は観察力が必要といわれ、患者の変化に気づくことで異常の早期発見ができます。

 

日々かかわっていると、昨日とは違うちょっとした変化があり、どうアセスメントするかによってその後に影響します。

 

 

どんな仕事が良いの?

出産育児という若い看護師には出来ない経験もしています。このような人生経験が武器となる産婦人科や小児科などは重宝されるかもしれません。また、外来などのあらゆる患者が多い職場では、様々な対応が要求されるので強みを生かせるかもしれません。

 

子育てもあり、時間的に仕事ばかりに集中できない子持ち看護師にとっては、病棟勤務よりは外来やクリニック、正社員よりはパート勤務の方が働きやすい場合があります。また、職場のスタッフに子持ち看護師が多いと理解が得られやすいので働きやすいでしょう。若い看護師たちと同じようにしようと思わなくても良いです。様々な需要がある看護師は選択肢が多いのでよく吟味してみることが大切です。

 

 

子供の成長と仕事の関係

子供が小さいうちは手がかかることも多く、仕事以上に家庭でのほうが大変なときです。そういう時期は、仕事よりも家庭に時間をさけるように配慮していく必要があります。時短勤務やパートで週2〜3日働くなどして、看護師としてのスキルを維持しながら、今後子供が大きくなった時に勤務条件を変えていくと良いです。そうすれば、仮に転職となっても、経験が助けになります。

 

また、子供を育てる上で必要なことは養育費です。小学校まではそれほどかかりませんが、中学、高校、大学までは経済力がないと生活が厳しくなってしまいます。そのような中で、子供がある程度成長したら、正社員として安定した収入を得られるように復職や転職をする人はいます。

 

しかし、子供はいつでも母親の愛を受けたいと願っていますので、仕事優先にしていると子供が精神的に不安定になることもあります。大切なことは、子供を放っておかないことであり、いつでも大人の目に触れるようにすることです。その大人というのは、だれでもよいわけではないですが、子供が安心できる人や、周りの人に協力を得ることは必要になります。子供が人として良い成長ができるように環境を整えることが仕事との両立のカギになります。

 

 

看護師として働き続けて良かったと思う瞬間

子供の病気の時に休みやすい子持ち看護師は、周りの理解が得られないような職場では、冷たい視線を浴びることも多く働きにくくなってしまいます。それでも家庭のため、看護師として働き続けていくことは、大変な業といえます。

 

看護師が、いつでも働き口があるのは、それだけ離職率が高いということも挙げられます。毎年、多くの看護師が生まれているのに、看護師不足になっている理由は、女性として家庭で生きることを選んだ潜在看護師や、ハードな職場で働き続けられないと決断し、全く違う道に進んだ看護師たちがいるということです。どうしても体力的、精神的に大変さを感じてしまう職業なので、働き続けるためには職場選びを慎重にし、自分のライフスタイルに合わせていくことが非常に重要です。

 

私は子持ち看護師として転職を繰り返しながら、今は療養型施設で働いています。看護師は病棟から見ると少なく、介護職が圧倒的に多いです。職場は子持ち看護師が多く、私よりも年齢の高い職員が多いので子育ての先輩として様々なアドバイスをもらっています。

 

職場で他職種の方々と一緒に仕事をすると、いろいろ考えることがあります。例えば、介護職の人と看護師の私とでは何が違うのか。看護師は観察力が必要と述べましたが、実際働いていると介護職の人の方が観察力が良いです。なぜなら、患者と触れ合う時間が多いので、変化に気づきやすいのです。気づいた変化を看護師に伝えることで、看護師はアセスメントしていくのが役割です。だから、私は介護職の人たちとなんでも話ができるような雰囲気で、すぐに患者に対応できるように声をかけています。

 

これは子育てにおいても同じことが言えます。子供が病気になったとき、だれが対応をするのか。本来なら、母親がするべきところですが、どうしてもできない状況があります。そんな時に協力を得るためのサポートがあれば、とても助かります。一人でしようと考えてはいなかったつもりですが、実際子供のことになると私がなんとかしなきゃとか、誰かに頼むなんて申し訳ないと思って無理をすることもありました。そうすると子供にやさしくなれなかったりと悪循環してしまい、やはり一人でやりこなすことは無理なのだと気づきました。仕事でも家庭でも周りの協力を得ていくことで、働きやすく育てやすい環境が作れるのだと実感しました。

 

こんな風に仕事を続けているうちに子供がどんどんと成長して、ある日私に「ママ、頑張っている姿がかっこいいね。いつも私たちのために働いてくれてありがとう」といってくれました。この瞬間、私は今まで辛くて辞めたいときもあったけど、頑張って看護師として働き続けてきて本当に良かったと思いました。

 

 

子持ち看護師の将来とは?

働き続けていくということは決して簡単なことではないです。看護師でなくても同じ仕事を続けていくのは大変なこともあるでしょう。子育てと家庭の両立はその大変さの中で、調整していくものであり、大変でも得られることがそれ以上に多くあることに気づくでしょう。

 

子育ての経験を仕事に生かすこと、患者に仕えていることを日々の日常に活かすことなど、互いにいい影響を与えています。働き続けていく中で、母親としても看護師としても成長することができ、周りに良い影響を与えていくことも可能です。

 

このような素晴らしい人生を歩むため、様々な支援を受けながら、看護師として活躍していきましょう!

 

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