子持ち看護師 転職 条件

なぜ子持ち看護師として働くの?

「子育てって24時間続くから仕事するより大変なのよね!いっそ、外に出て(看護師として)働いた方が自分のペースで働けるからいいわよ」
こう言っていたのは、現在、専業主婦をしている元看護師の友人です。

 

子育てって看護師よりも重労働なのかと思う人がいるかもしれません。また、看護師って自分のペースで働けるのかと思う人もいると思います。

 

実際どうなのでしょうか?

 

このボヤキのような発言について考えてみると、色んな思いが込められていることがわかります。

 

まずは、時間的に看護の仕事は時間が来れば一旦終了することができますが、子育ては子供がそばにいる限り、休みがないという現実があります。子育てを仕事としてとらえている場合、任務になるので負担感がいつもあるということになります。24時間仕事をするなんて、誰でも嫌ですよね。

 

ちなみに私は子育て中、次から次へとおむつ交換やミルクなどの仕事のような任務が与えられるので辛く感じることがありましたが、自分の子供だから当然してあげたいと思う気持ちの方が強くて辛さをはねのける勢いで楽しんでいました。

 

仕事なら報酬がもらえるのが一般的ですが、子育てには報酬はありません。児童手当はありますが、年齢によって金額が決まっているし、看護師としてもらえる給料と比べると雲泥の差です。子育てを仕事と思えば、報酬がほしいと願いますが、「いつもおつかれさま。」という旦那のねぎらいか、子供の笑顔などがもらえる程度でしょうか。

 

一方、「主婦って周りに見えないところで働くから、社会人からすれば楽そうに見えるのよ。こんなに働いてるのに、世間では認められないって悔しいわ」という人がいました。私にも主婦経験がありますが、この意見のように家庭に入ると、孤独感があり、家事をしても旦那や家族以外から認められることもなく、金銭的な報酬はなかったのでやるせない気持ちが理解できました。やるせない気持ちが時にはイライラしたり精神的不安定になったりと子育てにも影響が出ることもあります。子育て中は自分の時間がほしいと思う母親が多く、自分のペースが乱されると感じることがあります。

 

看護師はそういう点では、仕事内容が決まった職場なら、自分のペースで計画的に働くことが可能です。看護師という職業は人と人との信頼関係によって成り立つ職業であり、患者や家族から感謝されることが多いです。そのような尊い仕事に就いたことがあるならば、人から認められたり、感謝される喜びを知っていたりするので、大変な仕事内容でも再び頑張ってみたいと思ってしまうのでしょうね。

 

 

転職の時に注視する条件は?

子持ち看護師になると、仕事も大事ですが、何より家庭を大切にします。家庭が破たんしているのに看護師として普通に働くことはできないでしょう。

 

看護師も人間なので、精神的に不安定な環境に置かれていては、良い看護はできません。
私は子持ち看護師として外来に働いた経験がありますが、ともに働くスタッフは子持ち看護師が多く、「仕事のために子供が犠牲になるとかありえないよね。」という意見が多かったです。子供の行事や、病気に対応ができないような職場なら、働かないほうがいいという考えが多く、私自身同じような意見だったのでとても心強く感じました。

 

もし、私が家庭の事情で休みを取りたい場合でも、年休が消化できる日数があれば、何の問題もなく休みを取ることができました。急な欠員に対応できるような人員配置をされており、有難いと思いました。仕事ができることに感謝し、また、給料をいただけることに感謝し、子育てできるように勤務調整してくれることに感謝しました。

 

このような職場はそんなにないだろうと思われるかもしれませんが、意外と簡単に探すことができました。私の転職の条件は、子育てにできる限り影響しないように勤務時間が短く、残業がない、ボーナスをもらえる正社員、仕事内容が決まっている外来などでした。

 

 

これだけは外せない条件は?

条件を挙げればきりがないですが、どうしても外せないことは、勤務時間と自宅からの距離です。「え?一番の条件は、高給与とか好待遇じゃないの?」と思われるかもしれません。もちろん、給与が良ければ申し分ないですが、給与が良い場合は仕事内容がハードであることが多いです。

 

仕事に慣れている人にはそれほど苦痛に感じないとは思いますが、仕事内容が多い場合は責任も重くなりスタッフ一人一人の仕事に対する負担が多くなります。また、急に子供が具合悪くなった時に、柔軟に対応できるかというとなかなか難しいことがあります。子供の発表会や、学校行事、さらに急な病気などで勤務を調整することは子持ち看護師には常につきまとう問題です。自宅から職場が近いと、何かあっても対応しやすいし、何より通勤疲れがありません。

 

また、雇用形態については、家庭経済の状況や家族の協力の有無など検討しながら、正社員として働いてもよし、パートで働いても良いと思います。ただし、正社員は感染対策委員会や記録委員などの係を担当することがあり、勉強会や資料作りなど仕事以外で時間を取られることがあります。給料はパートより正社員が良いので、教育資金をためたい人や子育てが落ち着いたときに選択すると良いでしょう。職場を決めるときは、家族とよく相談するのが大切です。

 

それから、子持ち看護師になると、仕事場で患者や家族と信頼関係が築けたり、それによってやりがいを持てるだろうし、経験を積むこともできます。また、家庭では、日中外に出て働くことで、子供と過ごす時間は短くなる分、子供との時間を大切に考えて過ごそうとします。さらに、子供に働く姿を見せることによって、社会人としての模範を示すことができます。

 

大切なことは子供がさみしい思いをしたり、愛情不足になったりしないようにすることです。親が仕事をしていても、子供のそばにいるときは愛情を注いであげることが子持ち看護師の使命です。家庭を守る母としての役割を担っているので、家族の絆が深くなるように日々かかわることが大切になります。

 

そして、子供が小学生になると子育てから教育へと移行していきます。幼かった子供が、自立して自分のことは自分でできるようになっていきます。この時期に、教育資金の工面のために高給与の職場に転職する人もいますが、気を付けなければならないのが、勤務形態や勤務時間が家庭に影響しないかということです。

 

病棟勤務や、クリニックは高給与の場合が多いかもしれませんが、勤務時間が自分の生活スタイルに合わなかったりするのでよく検討することが大切です。

 

 

時期にかなった転職と、条件に合う職場選びを!

子持ち看護師として長く働き、子供をしっかり育ててあげたいですよね。そのためには、看護師として何を優先にするべきかを考えて、子供の成長に合わせた職場探しをしてみることが重要になります。子供は親の背中を見て育ちますので、しっかりとした考えを持った上で仕事や子育てに打ち込めば、子供はその姿にならって成長していきます。

 

また、自分自身を見つめることも大切です。看護師としての喜びをかみしめたいと願うなら、仕事をつづけることができるでしょう。
そして、子供の将来のために教育資金をためたいという信念があれば、どんな仕事も頑張れると思います。

 

子持ち看護師としてどうありたいのかということについて、明確なビジョンを持っておくことは生きる糧になること間違いなしです。転職し、子持ち看護師として活躍できる日を送りましょう!

 

子持ち看護師,転職,条件,特別養護老人ホーム

子持ち看護師として働くポイントを見てみる



「子持ち看護師の転職ナビ」TOPに戻る